お知らせ
2021-12-26 18:10:00
譜読みのための7つのポイント⑥〜ピアノ練習方法
今日は
譜読みのための7つのポイント
【⑥指使いの大切さ】
についてお話します。
とにかく音を拾って弾けるようになろう
指使いのことはまた後で直せばいいや
こんなふうに
指使いをおろそかにしてピアノの練習をしていませんか?
適切ではない指使いで練習を重ねてしまうと
体はその指での弾き方を覚えてしまい
良くない練習を繰り返すこととなります。
せっかくピアノを練習するのですから
上手になるために時間を使ってほしいものですよね。
手の大きさや指の長さやは人それぞれなので
必ずしも楽譜に書かれた指使いでなければならない、ということはありません。
大切なのは
適切な指使いで
いつも同じ運指で弾くことです。
特に気をつけたいのは片手練習の時。
意識して両手で弾く時と同じ指を使うようにしましょう。
弾くたびに違う指を使っていたら
どれだけ練習を繰り返しても
安定して弾けるようにはなりません。
弾きにくい
いつも同じ所でつっかえる・・
そんな時は指使いが影響していることが多いです。
上級者の方は、練習中に弾きやすいと思う指使いを見つけたら
その指使いを楽譜にメモをしてみてください。
もちろん、消せるように鉛筆でね(*^^*)
もしかしたら明日には
また違う指使いが弾きやすいと気が付くかもしれません。
気付いたらその都度、メモを残してください。
指使いを自分で見つけていけるようになることは
ピアノが上手になるための大切なテクニックの一つ。
かなりの経験が必要ですが
経験を積み重ねて理解を深めていく事ができます。
まずは、楽譜に書かれた指使いを守っていきましょう。
どうしてもその指使いが弾きにくいと感じる時には先生に相談してくださいね。
一緒に弾きやすい指使いを考えてみましょう。
次回は
【⑦急がば回れ】
https://pianoayumikai.com/info/4320563
についてお話します。
前回記事はこちら ↓
⑤覚えて弾かないこと
https://pianoayumikai.com/info/4311966
***
ピアノ教室 あゆみ会 ♫
静岡市 葵区にてピアノの個人レッスンをしております。
お気軽にお問合せくださいませ。
2021-12-24 09:50:00
譜読みのための7つのポイント⑤〜ピアノ練習方法
譜読みのための7つのポイント
今日は
【⑤覚えて弾かないこと】
についてお話します。
早く弾けるようになろうと
音を覚えて弾いていませんか?
弾いているところを間違えた時
楽譜を見ずに鍵盤の上であちこち音を鳴らして当てずっぽうに音を探す子がいます。
中には
鍵盤の上で指をウロウロさせながら横にいる私の顔を見る子も・・
先生の顔を見ても答えは書いてないよ〜!と言いながら
むしろ私の表情の中に正解が隠れているのかな?(^^;・・と笑ってしまいます。
もちろん鍵盤にも答えは書いてありませんよね。
なんとなく鍵盤で音を探してしまう気持ちも分かるのですが
焦らずに落ち着いて楽譜を見ましょう!!
楽譜には
音符だけではなく
スラーやスタッカート・強弱記号など
こんな風に弾いてほしいという
作曲家の思いがたくさん書かれています。
それは勉強を重ねれば重ねるほど奥が深いもの。
音を覚えて鍵盤を見て弾いていては
その作曲家からのメッセージに気付くことはできませんよね。
また、見ることに頼って弾いていると
鍵盤の幅の感覚を体が覚えることが出来ず
鍵盤を見なければ弾けなくなってしまいます。
パソコンのブラインドタッチのように
鍵盤を全く見ずに弾けるようになる為には
音を聴き分ける能力も併せて必要なので
最初のうちは、鍵盤の場所と音を一致させる事も大切ですが
練習を重ねていけばある程度は必ずできるようになります。
音を聴く意識を持つ事で耳の能力も少しずつ育っていくでしょう。
最初はどんなにゆっくりでも構いません。
今弾いている楽譜の音符を、ひとつずつ
目で追い確認しながら弾くことを心がけて練習しましょう。
次回は
【⑥指使いの大切さ】
https://pianoayumikai.com/info/4315747
についてお話します。
前回の記事はこちら
④最初に確認する3つのこと
https://pianoayumikai.com/info/4310055
***
ピアノ教室 あゆみ会 ♫
静岡市 葵区にてピアノの個人レッスンをしております。
お気軽にお問合せくださいませ。
2021-12-22 21:51:00
譜読みのための7つのポイント④〜ピアノ練習方法
今日は
譜読みのための7つのポイント
【④最初に確認する3つのこと】
についてお話します。
具体的な譜読みスケジュールの計画を立てたら
いよいよピアノに向かって弾き始めましょう。
レッスンで新しい曲を決めた時に
生徒さんと一緒に必ず確認することが3つあります。
お家で譜読みを始める時にも
改めて確認してほしい、その3つのこととは・・
①拍子
②調性
③速度表示・楽語
です。
この3つのことは全て
曲の冒頭で確認できます。
弾き手に最初に分かるように書かれているということは
それだけとても大切なことなのに
そっちのけで音符やリズムに夢中になる子が多いこと。
この曲は何拍子かな?
シャープやフラットはついているかな?
何の音についているのかな?
もし、これを見落としていたら・・
大変なことになりますよね。
曲の冒頭、最初の小節の上に
AllegroやModerato
などアルファベットが書かれていたり
時には
♩=60
このような音符と数字が書かれていることに気付いていますか?
これは曲の速度を示す記号です。
速度だけでなく、曲の雰囲気をイメージできる意味も含まれる言葉が示されることもあります。
導入期の曲にも
「たのしく」 や 「しずかに」など
わかりやすい言葉で書かれていますので
見落とさないようにしましょうね。
ちなみに
♩=60とは
四分音符が1分間に60回鳴る速さで
という事を示しています。
つまり、時計の秒針と同じ速さということになります。
メトロノームを表示された数字に合わせて
仕上がりの速さを確認してみましょう。
ゆったりと流れるのか
それともテンポ良く進んでいくのか
同じメロディの曲でも全く違うイメージになりますよね。
もちろん、譜読みの段階では
速いテンポの曲でもゆっくりと練習していくのですが
最終的な曲の仕上がりをイメージしておくことは
音作りのためにとても大切なことなのです。
曲で使われている調の音階とカデンツも
一緒に練習すると良いですね ♪
次回は
【⑤覚えて弾かないこと】
https://pianoayumikai.com/info/4311966
についてお話します。
前回の記事はこちら
【③目標達成のために計画を】
https://pianoayumikai.com/info/4302558
***
ピアノ教室 あゆみ会 ♫
静岡市葵区にてピアノの個人レッスンをしております。
お気軽にお問合せくださいませ。
2021-12-18 07:27:00
譜読みのための7つのポイント③〜ピアノ練習方法
今日は
譜読みのための7つのポイント
【③目標達成のために計画を】
についてお話します。
前回までのお話で決めた
譜読みの期間に合わせて
1日に進めていく譜読みの範囲を具体的に決めていきましょう。
例えば
★月曜日は
8小節までを弾けるようにする
★火曜日は
昨日の8小節の見直しと
16小節までを弾けるようにする
★水曜日は
次の24小節まで
この部分は、最初と同じメロディが登場しているので、大体の音は拾えているはず。
これまで弾いた部分も、更に弾きやすくなるように練習しよう
このように
譜読みを終えたい期日までに全体が弾き終わるように細かく計画しましょう。
ちなみに、繰り返しお伝えしますが
「弾けるようにする」とは
音を拾って止まり止まりぼちぼち弾ける状態ではなく
スムーズにとはいかなくても、ゆっくりならば両手で止まらずに弾けるようになっていること。
1度や2度ではなく
何度も何度も繰り返し同じ所を練習しないと
弾けるようにはなりませんよ。
話は戻りますが、レッスンの2日前までに全体が終わるように細かく毎日の練習部分を計画し
残り2日間は全体の見直しと苦手な所の練習時間を作るようすると更に良いでしょう。
前日に練習した箇所を確認しながら新しい部分を譜読みしていく事がポイントです。
せっかく練習した部分を数日でも放置したら
結局忘れてしまってやり直しですから
新しく譜読みした部分と共に
繰り返し確認していく事で、どんどん慣れて弾けるようになっていきます。
時間がある時や、やる気が高まっている日は計画よりも先に進めることもできますよね!
いきなり最初から最後までを
苦労しながらぽちぽちと弾き続ける練習よりも
圧倒的に早く弾けるようになります。
ぜひ、お試しくださいね ♪
次回は
【④最初に確認する3つのこと】
https://pianoayumikai.com/info/4310055
についてお話します。
前回の記事はこちら
【②ピアノを弾かない練習】
https://pianoayumikai.com/info/4297759
***
ピアノ教室 あゆみ会 ♫
静岡市 葵区にてピアノの個人レッスンをしております。
お気軽にお問合せくださいませ。
2021-12-15 07:02:00
譜読みのための7つのポイント②〜ピアノ練習方法
今日は
譜読みのための7つのポイント
【②ピアノを弾かない練習】
についてお話します。
新しい曲の楽譜を開いて気分はうきうき!
早く弾きたいですよね。
でも、ちょっと待ってね。
ピアノを弾き始める前に
楽譜を広げて全体をよく見比べてみましょう。
「最初の出だし部分と同じような所はあるかしら?」
もし、同じような所を見つけることができたら
「見つけた部分と最初の部分は全く同じかしら?
それとも、似ているけれど少し違う所があるかしら?」
もし、少し違う所があったら
どこが違うのか考えましょう。
「左手の伴奏が違うのかしら?
それとも、メロディの音が同じだけどリズムが違うのかしら?」
多くの曲はメロディが形を変えながら何度か登場します。
時には、全く同じ形で再登場します。
同じ場所があったら
新しく譜読みする部分が少なくなりますよね。
このように
全部の譜読みが必要な部分、
全く同じ部分、
部分的に変わった所があるけど大体は同じ部分
と、把握しておくと
気が遠くなりそうだった譜読みの道のりに
少し近道ができますよ。
ピアノに向かって
やみくもに弾くことばかりが練習ではありません。
時には楽譜とじっくり向き合う時間も必要です。
これは、どんな風に曲が作られているのか
気付く事ができる大切な過程です。
難しいように感じるかもしれませんが
慣れれば意外と分かるものですよ(*^^*)
導入時期の短い曲では特に、必要な過程です。
次は
【③目標達成のために計画を】
https://pianoayumikai.com/info/4302558
についてお話します。
前回の記事はこちら
【①期限を決めよう】
https://pianoayumikai.com/info/4293085
***
ピアノ教室 あゆみ会 ♫
静岡市 葵区にてピアノの個人レッスンをしております。
お気軽にお問合せくださいませ。