お知らせ

2021-12-29 07:47:00

譜読みのための7つのポイント⑦〜ピアノ練習方法

今日は譜読みのための7つのポイント

【⑦急がば回れ】

についてお話します。 

 

これまでに

ポイント② ピアノを弾かない練習 にて

曲構成をぼんやりと確認し

 

ポイント③目標達成のために計画を にて練習の計画を立てました。


その計画に基づいて

1日分を小さな単位に分けて練習します。


進め方のポイントは

レッスンで一緒に体験しましょう。


1日分の目標を達成した後

きっと、練習した部分を覚えていることに嬉しくなることでしょう。


1度弾いたくらいでは

体はあっという間に簡単に忘れてしまいますから

効率良く譜読みを終わらせるためには

その日その日の練習の仕方が本当に大切な事なのです。


 

時々、お子様が考えるより先に

リズムや音の正解をパッと教えてしまうお母様がいらっしゃいます。



その時、その曲を弾けるようになるのは早いのですが

自分で楽譜を読もうとしない子になってしまいます。

決してお子様が考えるより先に弾かないでくださいね。



もどかしく思う気持ちも分かりますが、

ヒントをあげるくらいにとどめておきましょう。



最初のうちは時間がかかっても、

自分で音を読んで弾いていく経験を積む事が

長い目で見た時にピアノを楽しんでいけるかどうかの分かれ道になるように思います。


譜読みに悩んでいる方

楽譜が読めるようになりたい方

是非ご相談ください♪



 

前回の記事はこちら

⑥指使いの大切さ

https://pianoayumikai.com/info/4315747


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ピアノ教室 あゆみ会 ♫

 

静岡市 葵区にてピアノの個人レッスンをしております。

お気軽にお問合せくださいませ。

 

2021-12-26 18:10:00

譜読みのための7つのポイント⑥〜ピアノ練習方法

 

今日は

譜読みのための7つのポイント

【⑥指使いの大切さ】

についてお話します。

 

とにかく音を拾って弾けるようになろう

指使いのことはまた後で直せばいいや

 

こんなふうに

指使いをおろそかにしてピアノの練習をしていませんか?

 

適切ではない指使いで練習を重ねてしまうと

体はその指での弾き方を覚えてしまい

良くない練習を繰り返すこととなります。

 

せっかくピアノを練習するのですから

上手になるために時間を使ってほしいものですよね。

 

手の大きさや指の長さやは人それぞれなので

必ずしも楽譜に書かれた指使いでなければならない、ということはありません。

 

大切なのは

適切な指使いで

いつも同じ運指で弾くことです。

 

特に気をつけたいのは片手練習の時。

意識して両手で弾く時と同じ指を使うようにしましょう。

 

弾くたびに違う指を使っていたら

どれだけ練習を繰り返しても

安定して弾けるようにはなりません。

 

弾きにくい

いつも同じ所でつっかえる・・

そんな時は指使いが影響していることが多いです。

 

上級者の方は、練習中に弾きやすいと思う指使いを見つけたら

その指使いを楽譜にメモをしてみてください。

もちろん、消せるように鉛筆でね(*^^*)

 

もしかしたら明日には

また違う指使いが弾きやすいと気が付くかもしれません。

気付いたらその都度、メモを残してください。


指使いを自分で見つけていけるようになることは

ピアノが上手になるための大切なテクニックの一つ。

かなりの経験が必要ですが

経験を積み重ねて理解を深めていく事ができます。

 

 

まずは、楽譜に書かれた指使いを守っていきましょう。

どうしてもその指使いが弾きにくいと感じる時には先生に相談してくださいね。

一緒に弾きやすい指使いを考えてみましょう。


 

次回は

【⑦急がば回れ】

https://pianoayumikai.com/info/4320563 

についてお話します。

 

前回記事はこちら ↓

⑤覚えて弾かないこと

https://pianoayumikai.com/info/4311966

 

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2021-12-24 09:50:00

譜読みのための7つのポイント⑤〜ピアノ練習方法

譜読みのための7つのポイント

 

今日は

【⑤覚えて弾かないこと】

についてお話します。

 

早く弾けるようになろうと

音を覚えて弾いていませんか?

 

弾いているところを間違えた時

楽譜を見ずに鍵盤の上であちこち音を鳴らして当てずっぽうに音を探す子がいます。

 

中には

鍵盤の上で指をウロウロさせながら横にいる私の顔を見る子も・・

 

先生の顔を見ても答えは書いてないよ〜!と言いながら

むしろ私の表情の中に正解が隠れているのかな?(^^;・・と笑ってしまいます。

 

もちろん鍵盤にも答えは書いてありませんよね。

 

なんとなく鍵盤で音を探してしまう気持ちも分かるのですが

焦らずに落ち着いて楽譜を見ましょう!!

 

 

楽譜には

音符だけではなく

スラーやスタッカート・強弱記号など

こんな風に弾いてほしいという

作曲家の思いがたくさん書かれています。

 

それは勉強を重ねれば重ねるほど奥が深いもの。

 

音を覚えて鍵盤を見て弾いていては

その作曲家からのメッセージに気付くことはできませんよね。

 

また、見ることに頼って弾いていると

鍵盤の幅の感覚を体が覚えることが出来ず

鍵盤を見なければ弾けなくなってしまいます。

 

パソコンのブラインドタッチのように

鍵盤を全く見ずに弾けるようになる為には

音を聴き分ける能力も併せて必要なので

最初のうちは、鍵盤の場所と音を一致させる事も大切ですが

練習を重ねていけばある程度は必ずできるようになります。

 

音を聴く意識を持つ事で耳の能力も少しずつ育っていくでしょう。

 

最初はどんなにゆっくりでも構いません。

今弾いている楽譜の音符を、ひとつずつ

目で追い確認しながら弾くことを心がけて練習しましょう。

 

次回は

【⑥指使いの大切さ】

https://pianoayumikai.com/info/4315747 

についてお話します。

 

前回の記事はこちら

④最初に確認する3つのこと

https://pianoayumikai.com/info/4310055

 

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2021-12-22 21:51:00

譜読みのための7つのポイント④〜ピアノ練習方法

 

今日は

譜読みのための7つのポイント

【④最初に確認する3つのこと】

についてお話します。

 

 

具体的な譜読みスケジュールの計画を立てたら

いよいよピアノに向かって弾き始めましょう。

 

レッスンで新しい曲を決めた時に

生徒さんと一緒に必ず確認することが3つあります。 

お家で譜読みを始める時にも

改めて確認してほしい、その3つのこととは・・

 

①拍子

②調性

③速度表示・楽語

 

です。

 

この3つのことは全て

曲の冒頭で確認できます。

 

弾き手に最初に分かるように書かれているということは

それだけとても大切なことなのに

そっちのけで音符やリズムに夢中になる子が多いこと。

 

この曲は何拍子かな?

シャープやフラットはついているかな?

何の音についているのかな?

 

もし、これを見落としていたら・・

大変なことになりますよね。

 

曲の冒頭、最初の小節の上に

AllegroModerato

などアルファベットが書かれていたり

時には

♩=60

このような音符と数字が書かれていることに気付いていますか?

 

これは曲の速度を示す記号です。

速度だけでなく、曲の雰囲気をイメージできる意味も含まれる言葉が示されることもあります。

 

導入期の曲にも

「たのしく」 や 「しずかに」など

わかりやすい言葉で書かれていますので

見落とさないようにしましょうね。

 

ちなみに

♩=60とは

四分音符が1分間に60回鳴る速さで

という事を示しています。

つまり、時計の秒針と同じ速さということになります。

 

メトロノームを表示された数字に合わせて

仕上がりの速さを確認してみましょう。

 

ゆったりと流れるのか

それともテンポ良く進んでいくのか

同じメロディの曲でも全く違うイメージになりますよね。

 

もちろん、譜読みの段階では

速いテンポの曲でもゆっくりと練習していくのですが

最終的な曲の仕上がりをイメージしておくことは

音作りのためにとても大切なことなのです。

 

曲で使われている調の音階とカデンツも

一緒に練習すると良いですね 

 

次回は

【⑤覚えて弾かないこと】 

https://pianoayumikai.com/info/4311966

についてお話します。

 

前回の記事はこちら

【③目標達成のために計画を】

https://pianoayumikai.com/info/4302558

 

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2021-12-18 07:27:00

譜読みのための7つのポイント③〜ピアノ練習方法

 

今日は

譜読みのための7つのポイント

【③目標達成のために計画を】

についてお話します。

 

 

前回までのお話で決めた

譜読みの期間に合わせて

1日に進めていく譜読みの範囲を具体的に決めていきましょう。

 

例えば

 

月曜日は

8小節までを弾けるようにする

 

火曜日は

昨日の8小節の見直しと

16小節までを弾けるようにする

 

水曜日は

次の24小節まで

この部分は、最初と同じメロディが登場しているので、大体の音は拾えているはず。

これまで弾いた部分も、更に弾きやすくなるように練習しよう

 

このように

 

譜読みを終えたい期日までに全体が弾き終わるように細かく計画しましょう。


ちなみに、繰り返しお伝えしますが

「弾けるようにする」とは

音を拾って止まり止まりぼちぼち弾ける状態ではなく

スムーズにとはいかなくても、ゆっくりならば両手で止まらずに弾けるようになっていること。


1度や2度ではなく

何度も何度も繰り返し同じ所を練習しないと

弾けるようにはなりませんよ。

 

話は戻りますが、レッスンの2日前までに全体が終わるように細かく毎日の練習部分を計画し

残り2日間は全体の見直しと苦手な所の練習時間を作るようすると更に良いでしょう。

 

前日に練習した箇所を確認しながら新しい部分を譜読みしていく事がポイントです。

 

せっかく練習した部分を数日でも放置したら

結局忘れてしまってやり直しですから

新しく譜読みした部分と共に

繰り返し確認していく事で、どんどん慣れて弾けるようになっていきます。

 

時間がある時や、やる気が高まっている日は計画よりも先に進めることもできますよね!

 

いきなり最初から最後までを

苦労しながらぽちぽちと弾き続ける練習よりも

圧倒的に早く弾けるようになります。

ぜひ、お試しくださいね 

 

次回は

【④最初に確認する3つのこと】 

https://pianoayumikai.com/info/4310055

についてお話します。

 

前回の記事はこちら

【②ピアノを弾かない練習】

https://pianoayumikai.com/info/4297759

 

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