お知らせ
2021-12-24 09:50:00
譜読みのための7つのポイント⑤〜ピアノ練習方法
譜読みのための7つのポイント
今日は
【⑤覚えて弾かないこと】
についてお話します。
早く弾けるようになろうと
音を覚えて弾いていませんか?
弾いているところを間違えた時
楽譜を見ずに鍵盤の上であちこち音を鳴らして当てずっぽうに音を探す子がいます。
中には
鍵盤の上で指をウロウロさせながら横にいる私の顔を見る子も・・
先生の顔を見ても答えは書いてないよ〜!と言いながら
むしろ私の表情の中に正解が隠れているのかな?(^^;・・と笑ってしまいます。
もちろん鍵盤にも答えは書いてありませんよね。
なんとなく鍵盤で音を探してしまう気持ちも分かるのですが
焦らずに落ち着いて楽譜を見ましょう!!
楽譜には
音符だけではなく
スラーやスタッカート・強弱記号など
こんな風に弾いてほしいという
作曲家の思いがたくさん書かれています。
それは勉強を重ねれば重ねるほど奥が深いもの。
音を覚えて鍵盤を見て弾いていては
その作曲家からのメッセージに気付くことはできませんよね。
また、見ることに頼って弾いていると
鍵盤の幅の感覚を体が覚えることが出来ず
鍵盤を見なければ弾けなくなってしまいます。
パソコンのブラインドタッチのように
鍵盤を全く見ずに弾けるようになる為には
音を聴き分ける能力も併せて必要なので
最初のうちは、鍵盤の場所と音を一致させる事も大切ですが
練習を重ねていけばある程度は必ずできるようになります。
音を聴く意識を持つ事で耳の能力も少しずつ育っていくでしょう。
最初はどんなにゆっくりでも構いません。
今弾いている楽譜の音符を、ひとつずつ
目で追い確認しながら弾くことを心がけて練習しましょう。
次回は
【⑥指使いの大切さ】
https://pianoayumikai.com/info/4315747
についてお話します。
前回の記事はこちら
④最初に確認する3つのこと
https://pianoayumikai.com/info/4310055
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