お知らせ

2021-12-22 21:51:00

譜読みのための7つのポイント④〜ピアノ練習方法

 

今日は

譜読みのための7つのポイント

【④最初に確認する3つのこと】

についてお話します。

 

 

具体的な譜読みスケジュールの計画を立てたら

いよいよピアノに向かって弾き始めましょう。

 

レッスンで新しい曲を決めた時に

生徒さんと一緒に必ず確認することが3つあります。 

お家で譜読みを始める時にも

改めて確認してほしい、その3つのこととは・・

 

①拍子

②調性

③速度表示・楽語

 

です。

 

この3つのことは全て

曲の冒頭で確認できます。

 

弾き手に最初に分かるように書かれているということは

それだけとても大切なことなのに

そっちのけで音符やリズムに夢中になる子が多いこと。

 

この曲は何拍子かな?

シャープやフラットはついているかな?

何の音についているのかな?

 

もし、これを見落としていたら・・

大変なことになりますよね。

 

曲の冒頭、最初の小節の上に

AllegroModerato

などアルファベットが書かれていたり

時には

♩=60

このような音符と数字が書かれていることに気付いていますか?

 

これは曲の速度を示す記号です。

速度だけでなく、曲の雰囲気をイメージできる意味も含まれる言葉が示されることもあります。

 

導入期の曲にも

「たのしく」 や 「しずかに」など

わかりやすい言葉で書かれていますので

見落とさないようにしましょうね。

 

ちなみに

♩=60とは

四分音符が1分間に60回鳴る速さで

という事を示しています。

つまり、時計の秒針と同じ速さということになります。

 

メトロノームを表示された数字に合わせて

仕上がりの速さを確認してみましょう。

 

ゆったりと流れるのか

それともテンポ良く進んでいくのか

同じメロディの曲でも全く違うイメージになりますよね。

 

もちろん、譜読みの段階では

速いテンポの曲でもゆっくりと練習していくのですが

最終的な曲の仕上がりをイメージしておくことは

音作りのためにとても大切なことなのです。

 

曲で使われている調の音階とカデンツも

一緒に練習すると良いですね 

 

次回は

【⑤覚えて弾かないこと】 

https://pianoayumikai.com/info/4311966

についてお話します。

 

前回の記事はこちら

【③目標達成のために計画を】

https://pianoayumikai.com/info/4302558

 

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